2014年11月21日金曜日

Windows 10でディスク拡張する方法(Recovery Partitionの削除方法)

確認環境

Windows Technical Preview Build 9860

経緯と対応

Win10の環境を更新しようとすると空き容量が足りなかった。そのためDiskの拡張をしようとすると、今度は作成した覚えのないRecovery Partitionというものが邪魔でディスクの拡張ができなかった。



そのため、RecoveryPartitionを削除してディスクの拡張を行うことにする。
日本語名は「回復パーティション」と呼ばれるもので、Win8の時にはすでに存在しているそうです。

コントロール・パネルの[システムとセキュリティ]-[アクション センター]の一番下もしくは「回復」で USBフラッシュメモリにRecoveryPartitionをコピー(=回復ディスクの作成)した後、削除できるようになるそうです。

Hyper-Vなどの仮想マシンではUSBフラッシュメモリが使えないため、この方法では対応できない。
Technical Previewであり回復ツールを使って環境を復元したくなることもないので、diskpartで強制的に削除することにした。
  1. コマンドプロンプト(管理者権限)を起動
  2. diskpart
  3. list disk(ディスク番号を確認)
  4. select disk 0(ディスク0を選択)
  5. list partition(パーティション一覧から回復パーティション番号を確認)
  6. select partition 5(回復パーティションを選択)
  7. delete partition override
回復パーティションは、GPT属性「0x800000000000001」が設定されているため(Diskpartからgpt attributes=で設定)、 パーティション属性が必須(削除不可)かつドライブ割り当て禁止となっている。 そのため、「Delete」コマンドに「override」(強制削除)オプションが必要。

参考

+7GBのために回復領域を削除してもOKか?「Lenovo Miix 2 8」で削除した回復領域を復元する http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/20131224_628743.html

システムの修復用にWindows 8の回復ドライブを作成する http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1212/21/news096.html

HP Z420 - Windows 8 モデルの「Recovery Image」パーティションを削除する方法 http://h20564.www2.hp.com/hpsc/doc/public/display?docId=emr_na-c03819379-1

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