2015年7月9日木曜日

TortoiseSVN認証なしの時の作者の名前(ユーザ名)を変更する。

TortoiseSVNの作者名(ユーザー名)

TortoiseSVNは認証が必要なリポジトリの場合は、初回ログインの時に作者名(ユーザー名、ログインアカウント)を入力するダイアログが出力される。しかし、認証不要のリポジトリの場合は、作者名を設定することはできず、自動でWindowsアカウントになる。



TortoiseSVNのコマンドラインクライアントをインストール

TortoiseSVNはデフォルトでインストールされる「TortoiseProc.exe」を使用してコマンドラインでの実行もできるが 作者名(ユーザー)を変更したい場合などは「svn.exe」が必要になる。

「svn.exe」は専用のパッケージもあるが、「TortoiseSVN」と別にインストールしてsvnのバージョン差があると 作業コピーの更新ができなくなる問題などもあるので、TortoiseSVNがインストールされている場合は、「TortoiseSVN」の追加機能としてインストールする。

すでに「TortoiseSVN」をインストール済であっても「TortoiseSVN」のインストーラを再度実行すれば追加インストール可能。



設定したいログインアカウントの入力

以下のコマンドは本来ローカルの作業ワークディレクトリを更新するコマンドであるが、このコマンドで「--username」オプションを付けて実行すると、オプションの値が以降のユーザー名の初期値となる。 TortoiseSVNもこの値を参照しているため、このコマンドを実行した後はTortoiseSVNでコミットした場合も「--username」オプションで指定した名前になる。

svn update ローカルのワークディレクトリ --username ログインしたいユーザー名


ちなみに、作者名(ユーザー名)が変わったことを確認するには、ロックを取得すると作者名(ユーザー名)がわかる。

認証なしのユーザーアカウントの情報

以下のフォルダに保存されるが、リポジトリ毎に乱数(ハッシュ値?)のファイル名となるため、手動での設定は不可能。ファイルの中身はテキストであるため、ファイルの内容からどのリポジトリの設定であるかは判断可能。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Subversion\auth\svn.username
svn.simple      BASIC 認証 (ユーザ名/パスワード) の証明書がある。
svn.ssl.server    SSL サーバ証明書がある。

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